子どもとブタさんは仲良く暮らせるの??

ライフスタイル

ブタさんを家族に迎えたいなと思っている方や、お迎え準備中の方の中には、小さなお子さんがいるご家庭も多くいらっしゃいます。ブタさんとの信頼関係が築ければ、お子さんの良きパートナーになってくれることでしょう。

人とブタさん

ブタさんは人によってイノシシから改良され作られた家畜です。ずっと昔から人と一緒に過ごしてきた歴史があります。そのため、たいていのブタさんは人に対して友好的で人懐っこく、コミュニケーションをとって仲良くなれば、人に寄り添う伴侶動物となることができるでしょう。ブタさんは犬(オオカミ)と同じように群れ生活で順位をつける動物ですが、この順位は犬(オオカミ)のように厳格ではなく餌や寝床の優先順位に用いられる程度なので、群れにリーダーは存在しません。ゆえに、犬のように人に忠実に従うことはなくマイペースに行動します。また、単独生活を送る猫とも少し違います。ちょうど犬と猫の中間のような存在でしょうか。ブタさんは、犬とも猫とも違う、人との新しい絆の形を築いてくれそうですね。

子どもとブタさん

個体差はありますが、子ブタさんで家に迎えた時から一緒であればブタさん自身がこどもを嫌がることはないでしょう。ブタさんが小さいころには、こどもがブタさんをいじめないように正しいふれあい方を教えてあげましょう。

ふれあい方を間違えると?

子どもに嫌なことをされるとブタさんが子どもを苦手になってしまいます。ブタさんは1~2歳になってくると家庭内での順位づけのため、家族に挑戦的になり攻撃をしてきます。それはこどもでも同じで、このときに人の順位が上だということを教えないと、ブタさんが大きくなって力をつけたときに人に対して攻撃的になって言うことを聞いてくれなくなります。順位づけの時期には家族で協力して忍耐強くしつけをしましょう。

小さいうちからブタさんにふれあうことで?

これは他の動物でも同じですが、小さいうちからブタさんにふれあったり、一緒に生活することでいくつかメリットがあります。
①責任感が芽生える
ブタさんを迎える前に家族で役割分担などをしておきましょう。子どもには毎日ごはんをあげてねなど決めておくと自分がやらないとブタさんがごはん食べれないんだと責任感を持つようになります。
②運動不足の解消
近年はゲームやスマホなどを使って遊ぶことが多く、運動不足の子どもも多いかと思います。ブタさんと一緒に動き回ることで運動不足解消にもなります。
③心の支え
なにか嫌なことがあったときでも家に帰ればブタさんが帰りを楽しみに待っててくれます。子どもにとっても大人にとっても大きな心の支えになります。
④命の尊さ
ブタさんの死に直面した時、命は永遠にあるものではないからだからこそ、毎日を大切に過ごそうと意識するようになり、その後の人生を有意義に過ごすことができます。
〈注意〉命の尊さを学べますが長年寄り添ってきたブタさんとのお別れは生活に支障が出るほどのショックをおうことがあります。保護者も辛いとは思いますがお子さんの話を否定せず聞くようにして心のケアを行いましょう。

キッズアニマルトレーナー

mipigでは、小学校1年生から4年生までを対象に、「ギフテ!」と提携し、キッズアニマルトレーナー体験を毎月第4土曜日の午前中に開催しています。お子さまにブタさんの習性や生態などを理解してブタさんとの間に強い信頼関係を築いてもらうことや、ブタさんへの愛情はもちろん、観察力や根気強くトレーニングをする忍耐力を身につけてもらいたいという想いから2019年12月よりスタートしました。
最初は初めてのブタさんとのふれあいにビックリしていたお子さんたちも、時間が経つにつれて、ブタさんとのコミュニケーションが少しずつできてくるように。なかには、思い通りにブタさんが動いてくれない、と、しょんぼりしてしまうお子さんもいますが、最後には“抱っこ”でブタさんと笑顔の記念写真。一緒に過ごす時間はわずか90分ですが、トレーニングを通して、愛情が湧き、お別れの時に、ポロリと涙してしまうお子さんも。

キッズアニマルトレーナー体験は、ギフテ!にて申込受付しています。
興味のある方はぜひ、チェックしてみてください。詳細はこちら

子ども、ブタさん共に遊んでるつもりでも力が強いブタさんは、ブタさんにその気がなくてもこどもに怪我を負わせてしまうことがあります。とても仲がいいからその場に居なくても大丈夫と過信せず、子どもとブタさんが同じ場所に居るときは必ず大人が見ていましょう。

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mipig 編集部
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